伊勢シーパラダイス(18/09/16)【その1・カワウソ】
9月16日日曜日、三重県伊勢市の伊勢シーパラダイスを訪問しました。
鰭脚類にイルカにペンギンに、様々な魚やサメに、見どころはたくさんありましたが、まずはカワウソについて書いちゃいます。伊勢シーパラでは、ツメナシカワウソ4頭、コツメカワウソ2頭に会うことができました。
ツメナシカワウソ(温室内)
ジャングル風?の温室内に設えられている建物には、2頭の双子兄弟きらり・ひらりが暮らしています。
2017年4月に生まれた若いツメナシカワウソで、二人とも仲良し。おなじみのコツメカワウソと同じ科(ツメナシカワウソ科)なので、コツメが大きくなったような見た目です。動き方もコツメが大きくなったような…動きに関してはカワウソ全般で共通なんでしょうけど。
飼育員さんにべったり。二人とも生後まもない頃のトラブルから人工保育で育っているので、お母さんとして懐いているんでしょう。
水中で遊ぶ兄弟。水のきれいな水槽が置かれていて、二人でぐるぐる回りながら遊んでいました。
水槽の壁面が透明なので、泳ぐ様子やじゃれる様子がよく見えていいです。何らかの部品を外し、おもちゃにして遊び始めるのもバッチリ見てしまったんですが、水槽のシステムは大丈夫なんでしょうか…。
スノコの上でお昼寝タイム。しかし一方は昼寝に飽きたのか、バネで遊び始めて安眠妨害!
公式ブログによると、きらりくんは寝てるときに犬歯がチラ見えするそう。なので、気持ちよさそうに寝ている右の子がきらりくんかな?
ひらりときらりの見分け方 | 飼育係の落書帳(伊勢シーパラダイス)
バネだいすき~~。となるとこっちはひらりくんか。間違ってたらゴメンね…。
ツメナシカワウソ(屋外)
ところ変わって、海獣水槽やイルカプールのある屋外エリア。温室エリアとをつなぐ通路の、両脇の水槽にもツメナシカワウソがいます。
こちらは上の写真では右側にいる、ゆるりくん。2015年生まれの3歳の男の子で、きらり・ひらりの兄にあたります。
半目がかわいい。だらけてる写真ばかりですが、もちろんプールで泳いだりおもちゃで遊んだりもしてました。
こちらはズリちゃん、推定10歳の女の子です。上の写真では左側の展示室にいます。泳ぐのが好きなようで、中のプールで気持ちよさそうに泳いでます。
彼女は亡きブブゼラくんとの間に、きらり・ひらり・ゆるり、そして仙台うみの杜へ嫁いだくるりの4子を授かったベテランのお母さんです。
おなじみコツメカワウソもいます。温室ゾーンの壁面水槽で暮らしている、結♀・婿殿♂のカップル。
水の中を激しく泳ぎ回っているか、デッキの上で休んだり麻袋で遊んだりしているかって感じでした。写真にはちょっと撮りづらいんですが、水中をスイスイ泳いでいく様子が観察しやすくてたのしいです。
まどろみかわうそ。通路を挟んで反対側にはツメナシカワウソがいるので、見比べてみるとやっぱりツメナシは大きいなあ、コツメはちっちゃいなあとなります。そしてどちらもかわいい!
ツメナシカワウソ・フィーディングタイム
ツメナシカワウソではフィーディングタイムの時間が公表されていて、ごはんを食べる様子を観察できます。そしてこのときツメナシカワウソとの握手体験ができるのです。きらり・ひらりと、ゆるり・ズリ、それぞれ時間が決まっています。連休の中日で混んでいましたが、それでも始まるタイミングで並べば普通に握手ができました。
ごはんをもらったら塩ビパイプの中に手を入れるように教えられているみたいで、さわるとぷにぷにしっとりしていました。そしてホントに爪がありません。幸せ…。
というわけで、伊勢シーパラダイスのカワウソたちについてでした。最初ツメナシカワウソを見た時はでかいな!?って思ったんですが、退場するころにはもうメロメロでした。きらり・ひらり兄弟は第2回カワウソゥ選挙にエントリーしていて中間発表1位だったそうで、前回1位の父ブブゼラくんの後をついで頑張ってほしいところです。