マレーシア国立動物園(18/02/17)【その2・大型ネコ科~パンダ~類人猿】
マレーシア滞在中に訪問した「Zoo Negara Malaysia(マレーシア国立動物園)」の訪問記録です。
前回記事はこちら。園内の池や鳥類の展示を見てきました。
大型ネコ科ゾーン的な場所へきました。
まず最初にアフリカライオンが見えてきます。このエリアに限らず、堀で放飼場と観覧路を仕切る、柵の無い展示が多く見やすいです。
タテガミの立派な雄ライオン。涼しそうな場所でまどろんでいます。
マレートラは放飼場のかなり奥の方、スマホカメラじゃ厳しいような場所で休んでいました。ズームでなんとかパチリ。マレーシア、国内に野生のトラがいるんだよなー、と不思議な気分になります。
解説パネルはこんな感じ。「最大のネコ」「水が大好き」「ヒトの10倍強い」
チーター。こちらも建物の陰で休んでいました。微妙に区画が小さく、狭め。トラたちとは道を挟んだ反対側なせいか、あまり注目されていなかった気がします。
ホワイトタイガーもいました!マレーシアでも人気があるようで、柵の周りに人だかりができています。 放飼場はかなり広く木々も茂っていますが、この子は水堀の縁をうろうろあるき続けていました。
イケメン。
分かれ道に来ました。右手はサバンナゾーン?、左手はゾウとかがいるみたいです。とりあえず全部見たいので、左側の道へ。
なにこれ!?ものすごく立派な角を持つ牛がいました。アンコールウシ、というアフリカの牛らしく、調べてみるとボツワナ原産らしい。この角だけで何キロあるんだろう…。どうも日本の動物園にはいないようで、こういう種が見れるのは海外動物園の醍醐味。
またもや牛。ジャージー牛っぽい雰囲気?
アジアゾウがいました。さすがにでかいです。マレー亜種なのかな?このあたりは道がけっこうな坂で、暑さも相まって大変。汗だらだらでした。
紹介パネルがありました。SITIさん、SIBOLさんらメス2頭と、TERIANさんというオスが1頭、計3頭いるようです。
またもや牛さん、こんどはムキムキ。ガウルという種類で、別名インドバイソン。高地の森林に暮らす野牛で、マレー半島中部の山岳地帯にも生息。開発により、タイ方面の生息地とは分断されてしまったよう。頭頂の毛がハンサム。
それにしても、園内の環境がどんどんジャングルっぽくなってきている気が…。
ピューマ舎だったかな…?うーん非常に熱帯雨林な感じ。写真中央の高床テラスで寝ていましたが、しっぽしか見えず。写真に撮ってもよくわからず…。
ビントロングさん。マレー半島ふくむ東南アジア地域に生息しているので、こっちでは「郷土のいきもの」なんですね。ビントロングという呼び名もマレー語(Musang Binturong)由来なんですと。
パンダ舎手前まで来ました。横の放飼場にラクダが3頭います。ちょうどごはんタイムだったのか、このあと葉っぱを食べ始めました。
この国立動物園の目玉、パンダ舎にももちろん入場します。少し前までパンダ舎では別料金をとっていたようですが、この時は手首の入場券をスキャンすればそのまま入ることができました。
ここについてはせっかくなので、別記事に詳しく書いてます。
パンダ舎を出て、さらに奥へ奥へ進んでいくと類人猿ゾーン。
こちらはスマトラオランウータンさん。マレー半島のお隣、スマトラ島が生息地。ボルネオ島に生息するボルネオオランウータンはまた別種です。 オランウータン(Orang utan = 森の人)って名前はマレー語由来。放飼場は柱とロープで立体的な移動ができるようになっていました。
ほどほどにキリがよいので以下次回。
園内マップに今回あるいた経路を示します。マップ上端まで来ました。