けもの巡礼紀行

動物園・水族館巡りやら旅行やらについての備忘録てき

日本平動物園(18/03/29)【その2・猛獣館299】

 

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猛獣館299(にっ・きゅっ・きゅう~)は、日本平動物園内北側のエリアにある、大型猛獣等を飼育している4階建ての全天候型飼育舎です。1・2階は北極圏を、2~4階はネコ科の比較展示をテーマとしています。一つの放飼場を、階をまたいで様々な高さ・角度から観察できるようになっています。299は肉球から来ているらしいです。

 

北極圏の動物

ホッキョクグマは現在ペアリング中。ロッシー♂とバニラ♀が一緒に放飼場に出ていました。

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茶色がかっている方がロッシー、真っ白なほうがバニラ。

 

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ロッシーはプールの中で激しく動き回っています。背泳ぎのスタートのように、背中から水に飛び込んだりも… 水しぶきで窓が水滴だらけになっていました。

 

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陸の上で休んでいるバニラに、ロッシーはしばしばちょっかいをかけに行きます。迷惑そうに追い返すこともありますが、

 

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意外と仲は良さそう? ふたりの今後に期待です。

 

 

捕食者のホッキョクグマに対して、被捕食動物としてゴマフアザラシも展示。

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最近のゴマフアザラシの展示のトレンドといえば円筒水槽みたいな感じがあります。けっこうサービス良くあちこち泳いでいました。

 

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2階からは水槽の水面を間近に観察できます。かわいい。

 

 

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北極つながりでシロフクロウ展示。オスメスペアの2頭展示。ちなみに名前はハリーとポッター…らしい(不確かな記憶)

 

 

ネコ科大型猛獣

アムールトラは日陰でぐっすり寝ていました。

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放飼場は滝や池があったりと結構豪華です。放飼場側に出っ張った観察スペースが面白いです。

 

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お隣フライングメガドームより、壁の上をうろうろしているところも観察できました。

 

ライオンはオス1頭とメス2頭を飼育しているらしいです。当日はメスしか見つけられませんでした。

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やっぱり寝ていました。草の上、気持ちいいのかな?

 

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屋内にも1頭。こちらは窓のすぐ近くにいて、体の大きさが分かりやすく実感できました。(写真は顔のドアップですが)

 

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ライオン屋外放飼場の奥にはミーアキャットがいました。3匹いるらしいのですが、どうしても2匹しか見つけることができず…

 

 

ジャガーは2頭、普通の模様のジャガー(卯月小助♂)と、黒変種(アラシ♂)がいました。午前午後交代で外に出ているようで、ちょうど訪問時は午前中出ていたアラシが中へ入りお食事タイム、そのあと小助が外へ出てきていました。

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飼育員さんに促され、部屋へ戻るアラシ。ちょっと脚がわるいみたいで、ゆっくりな動きでした。

 

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部屋の中には馬肉と鶏の頭が並べられていました。どうも馬肉が大好きで、鶏はしぶしぶ食べる…という感じらしいです。

 

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アラシにかわって外に出てきた小助。盛んに動き回っています。かっこいい。

 

 

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アムールトラのところと同じような、放飼場側に出っ張った観察スペースがあり、その頭上は金網となっています。そこにジャガーがいることもありました。写真左側の黒く見えるのは、黒変種ジャガーのアラシです。

 

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放飼場は擬木を多用し、立体的な移動ができるようになっています。

 

ピューマの展示場は、生息地の岩場を再現した造りでした。最初に訪れた際は、4階の窓のすぐ近くで寝ていました。

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目覚めて体をぺろぺろ。

 

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下りていってしまいました。それにしても立派な脚。見ることはできませんでしたが、かなりジャンプ力があるようです。

 

日本平の目玉施設なだけあって、猛獣館299はなかなか充実していました。高さを変えていろいろな視点から観察できるのが楽しかったです。訪問時は晴れていましたが、もし雨が降っても屋内から観察できるのは結構良いなと思いました。

 

次回へ続く。

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