けもの巡礼紀行

動物園・水族館巡りやら旅行やらについての備忘録てき

マリンワールド海の中道(19/03/24)【その2・海洋哺乳類他】

福岡県福岡市東区マリンワールド海の中道海の中道海洋生態科学館)の訪問記録。

 

アラスカラッコ水槽

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今や全国的に貴重になりつつあるラッコ展示。今や6施設8頭のみで、ペア飼育はここ海の中道と須磨のみ。

 

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マナさん(6歳メス)とリロさん(11歳オス)、仲はめちゃくちゃ良く見える。期待してもいいのかな?

 

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ぷかぷか浮かぶ。フィーディングタイム前のこの時は活発に動いていたが、閉館間際はぐっすり睡眠中。

 

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フィーディングタイムが始まった。ハイタッチとかバンザイとかいろいろパフォーマンスもやってくれる。

 

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こちら側まで泳いできて、水槽窓にタッチ。

 

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再び2匹で遊び始めた。抱き合うようにしてぐるぐると回る。

 

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売店ではらっこまんを販売中だった。普通においしい肉まん。

 

アシカ&イルカパフォーマンス

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博多湾を望むパフォーマンスプール。メインプールと、両側奥に可動柵で仕切られたサブプールという構成。スタジアムのベンチ席には電熱マットが敷かれていて、お尻が冷たくない。

 

前座?のJAFチャイルドシート使い方講座を経て、パフォーマンスはカリフォルニアアシカ→イルカの順で行われた。春休み中の日曜だけあって家族連れで大混雑だ。

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最初のカリフォルニアアシカはメインプール前の水槽を通ってやってくる。2頭で輪投げをしたり音楽に合わせてポーズをとったりなどと盛り上げ、最後にはボールでバランスを撮って撮影タイム。

 

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続いてイルカパフォーマンス。途中容赦なく水をかけに来るので、前方席に座る場合はご注意を。

下関・海響館上越・うみがたりもそうだけれど、本物の海をバックにしたジャンプはなかなか映えます。

 

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イルカは4種いて、時間によって登場個体が違うようだ。午前の回ではハナゴンドウが登場し、手間ステージへ乗り上げ。和名で花や松葉にたとえられる模様(ひっかき傷)がよくわかる。

 

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最後はみんな揃って同時ジャンプ。この回はバンドウイルカ×3とハナゴンドウ×2が出てたみたい。

 

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午後の回は、左からバンドウイルカ×2、カマイルカ×2、コビレゴンドウが登場。

 

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コビレゴンドウは海ノ中道で唯一クジラに分類される種。ジャンプも高くは飛べませんが、水飛沫が大きく迫力があります。

 

メインプール1階

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1階からはメインプールを水中から眺められる。すぐ近くに泳いできてくれるので、パフォーマンス中以外はこちらからの方が見やすいかも?

 

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レストランからも見えるようになっている。昼時はかなり混雑しているようだけれど、時間を外せばイルカを見ながらゆっくりできそう。そしてコビレゴンドウは存在感がある。

 

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ちなみにサメバーガーを食べました。美味しかった。

 

スナメリ水槽

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1階、順路の最後の方にはスナメリがいる。「福岡の身近なイルカ」という展示。おそらく一番身近な割に、スナメリを展示している水族館は思いの他少ないみたい。

 

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フィーディングタイムが始まった。ここのスナメリの名前は、1頭を除いて個体ゆかりの地名由来のよう。ヒナタが奈多(海ノ中道の付け根)、アリスが有明、ゴテンが五島列島、ハクが博多湾だったかな?ミクは数字(日付)由来。

 

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魚もぐもぐ。

 

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バブルリングもやってくれた。

 

外展示は「かいじゅうアイランド」という名前で、ペンギンやヒレアシ類にかなり接近できる。

ケープペンギン放飼場

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芝生敷きになっているケープペンギンの放飼場。晴れていて暖かく、昼寝中だろうか?

 

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傾斜がついていて、その周りを屋根付き通路がぐるっと囲んでいる。プールで泳いでいる子はいなかったような。

 

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水巻き用の蛇口が気になる若鳥。

 

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ほとんどのペンギンは、日陰で寝ているか、羽繕いをしているかだった。

イルカプール

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かいじゅうアイランドにも円形のイルカプールがあり、カマイルカバンドウイルカがいた。

 

ヒレアシ類プール

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魚をねだるカリフォルニアアシカ。冷蔵コインロッカーがあり、そこで生魚を買って食べさせることができる。

 

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ゴマフアザラシ水槽は円筒水槽があったり、複雑な構造で広め。ずっとくっついて行動しているペアがいた。

 

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仲は良さげだけど、魚を渡されると争奪戦に?

 

この後もラッコ等をほどほどに見て、太陽も傾いてきたので16時半ごろに退館。香椎線で福岡市内の宿へ向かった。

魚類展示は九州を中心としたご当地性が強く、また大水槽のシロワニは迫力もあり楽しめた。ラッコやスナメリなど展示館数が少ない海獣もいるし、パフォーマンスに出演するイルカも種類が多い。いろいろと見どころが多くて良い水族館だった。